ゆるくミニマリストのぼくが今までに捨てたもの【5つのカテゴリーから】

ミニマリストになる前はたくさん物を持っていました。どちらかといえばマキシマリストだったと思います。

「ミニマリストの人はミニマリストになる過程で何を手放していったのか?」

「手放して困ったことは起きなかった?」

ミニマルに少ないアイテムで、必要なものだけで暮らしたいと考えた時に気になることだと思います。

自分は場所やカテゴリーを決めながら、物を手放していきました。

ときには必要で買い直したアイテムもありますが、今回ご紹介するアイテムを手放したことで、大きく困ったことは起きていません。

一つの参考例として、『手放しても問題ないものは何か?』が分かっていただけると思います。

この記事を執筆時点で、ミニマリスト歴5年。

ミニマリストになる当時住んでいた部屋は、1ルームのいわゆる一人暮らし向けの部屋です。

ワンルーム一人暮らしでミニマリストを目指す方の参考になっていただけたら。

机とその周辺

捨てたもの机まわり。

机とその周辺が一番最初に手をつけた場所でした。

机の上が物置のようになっていて、積み上がった本や漫画、乱雑に散らかった書面でいっぱいになっていました。

一番最初に手を付けた理由は、『部屋の中で一番長く過ごす場所』だったからです。

最初は少しずつ減らすようにしていきました。

本、まんが

本や漫画は、一番最初の断捨離の対象として、手を付けやすいかもしれません。

「必要な本にはまた必要なタイミングで出会える」という考えのもと、読み終わった本は捨てるか、ブックオフへと持っていきました。

鳥山明、荒木飛呂彦、桂正和、あだち充とせっかく集めていた漫画たち。

多いか少ないかは分からないけど、間違いなく100冊は超えていたと思います。

大好きなジョジョだけは、最後の最後まで所有していましたが、最終的には売りました。

いまは読みたくなったらネットでいつでも読めますからね。

本を読むときはKindleの端末を使って読んでいます。Kindleはスマホでも代用できますが、あえて持ってる理由を書きました。

文具類

文房具って全く持ってない状態はさすがに困りますけど、小さく場所を取らないアイテムであるが故に、増えていきやすいアイテムです。

増えつづけるボールペンは1〜2本あれば十分。

今ではほとんど使うことのなくなったシャーペン、消しゴムも1個づつあれば十分。

という具合に必要なものだけに減らしていきました。

使ってないアカウント、銀行の通帳の解約。

アカウントや通帳などの断捨離は、結構時間と労力がいるので、あとまわしでよいとは思いますが、忘れずに行いたいです。

生活している色んなサービスに加入することも多いと思います、使っていないアカウントやサービスはどんどん解約していきました。

使わなくなったウェブサービスのアカウントや、学生時代のバイトのために作った通帳。

ウェブのアカウントはモノではないので、場所をとるわけではありません。

なので、使っていないサービスの解約は断捨離のときに見落としがちになります。

たとえ無料のアカウントだったとしても、いつまでもお知らせのメールが届いたり、それに反応するのに無意識にストレスを感じていました。

解約するって地味な作業なんですけど、自分の使っているサービスを把握し棚卸しすることになります。

自分が今まで無意識に利用(所有)していて、これまでに何を使っていたかのかいま自分が使っているサービスがはっきりと分かります。

自分が何をしているのかがクリアになり、モヤモヤがとれたような気持ちですっきりしました。

増えてく一方のコード類

コード類も同じようなものがいつの間にか増えていきます。

アイフォンを買い替えるたびに増えていたイヤホンや、ガジェットを買うとついてくるUSBケーブルも1本あれは十分なので他は処分しました。

ゲーム機

大人になってから全くやらなくなったゲーム。

ドラクエ9が出たときどうしてもやりたくなり、つい3DSを買ってしまいました。笑

しばらくはドラクエやゼルダで遊んでましたが、飽きてしまいこちらも売ってしまいました。

クローゼットまわり

捨てたものクローゼット

机まわりがすっきりしてきたら、片付けの勢いがついてきて、次に着手したのはクローゼット周辺です。

スーツ、洋服

会社員をしていた頃は、スーツの着用は月一度の会議くらいでしたが、5着もスーツがありました。

いまは結婚式にも着ていけるようなスーツ1着だけですが、年に1度着るか着ないかの頻度です。

洋服も学生時代に買ったものを大人になってもずっと持っていたりしましたが、すべて処分しました。

今は、シャツ、下着、ズボンなど所持するのは3着までにしてローテーションで着まわしてます。

学生のころは周りに合わせてオシャレさんになりたく、丸井やパルコで買ってましたけど、いまはほぼユニクロ1択ですね。

それよりも大事な、靴は綺麗にしておくとか、髭はしっかり剃るとか、清潔感を気にするようにしています。

靴は新しいのを買ったら捨てる習慣があったので、そんなに処分することはなかったです。

いまはスニーカー2足と革靴1足のみです。

余談ですが、靴のニオイを気にしていた時期がありまして、靴乾燥機を使用するようになってから靴のニオイが激減しました。

衣装ケース

服を処分し始めたら、衣装ケースはしだいに空になり衣装ケースも手放しました。

カバン

カバンも買ってるつもりはなかったんですけど、意外とたくさんありました。

いまはアウトドアブランドのリュックが1個とビジネスバックが1個だけです。

新たにカバンを買い換えようと考えているのですが、

モノを手に入れたくなったときに、なかなか「これだ!」って納得できるのが見つからないことが多いのがミニマリストの悩みでしょうか。

追記:ミニマリストにもおすすめのカバンはこちらです。

腕時計

腕時計を一時期7つくらい持ってた時期もありました。

どれも中途半端に高いブランドばかり。笑

仕事で時計は必須ではありましたが、こんなに必要なかったですね。

いまは腕時計は持っていないです。

スマホで時間を確認していて、それで十分です。

キッチンまわり

捨てたものキッチンまわり。

キッチンもごちゃごちゃしやすいスペースです。

こちらもいっきに断捨離しました。

食器類

結婚式の引き出物でもらったグラスとか、もう使わない皿が数枚あったり。

家でコーヒーを飲むことも多いので、旅先でつい買ったりして、マグカップをたくさん持っていましたがいまは1個だけです。

調理器具

使わないキッチン用品も処分しました。

サラダスピナーとか、自炊をちゃんとやろうとキッチン用グッズを揃えようとしていた時期もありました。

ちなみに炊飯器はミニマリストになる前から持っておらずで鍋で米を炊いています。

保温はできないですけど、慣れれば早く簡単に美味しく炊けますよ。

趣味の音楽のもの

捨てたもの音楽系。

漫画と同じように処分するのに悩みやすいのが趣味の物。

こちらも思い切って使わないものは断捨離しました。

ギター、電子ピアノ

何本かあったエレキギターも2本までしぼり、電子ピアノを手放しました。

当時の部屋の写真が残ってないのでお伝えできないのですが、1ルームの部屋なのに電子ピアノがありました。(笑)

この電子ピアノはすごく良い製品だなと思っていて、88鍵ちゃんとあってピアノのタッチを忠実に再現した鍵盤になっていて、本物のピアノを演奏している感覚がありました。

下手っぴながらヘッドホンを使用したり、小さな音で練習していましたが、ワンルームだと隣近所への「トントン」という打鍵音の響きが気になりますね。

次第に弾かなくなりました。

とはいっても今でもギターは持っています。

いらないエフェクター類

エフェクターも必要な物だけ残して売っちゃいました。

エフェクター以外にも、ドラムマシンや、MTR、マイクなどたくさん持ってました。

いまとなってはドラムマシンやMTRの代わりはスマホで出来てしまいますね。

CDは中身だけ持ってる

好きなアーティストのCDだけに絞り、ケースだけを捨てて、中身はいまだに持ってます。笑

世代的にシングルCDも集めていた世代で、カップリング曲がサブスクだと聴けないことが多いんですよね。

名曲も多いんだけどなあ。

しかし、聞くためのCDプレーヤーがないというオチです。

雑誌

音楽系の雑誌も捨てずにとっていました。

ギターマガジン、ヤングギター、バーンなど好きなアーティストが表紙だとすぐに買っていました。

これらの雑誌は他人からしたらゴミかなとは思いつつも、一応ブックオフへと持っていきましたが、意外と高く売れた記憶があります。

希少性がでてくるからですかね。(記憶違いだったらごめんなさい。)

家具類

捨てたもの家具類

ここまで片付けると最初の頃に比べると、部屋はほとんどモノがないすっきりとした状態になっていました。

ミニマリストと呼べるかどうかの最後の試練が『テレビ、ベッド、ソファーの3つを手放すこと』だと思います。ぼくの中で。(笑)

テレビ

テレビを持っていた頃は、部屋にいるときは常につけていました。

一人暮らしなのもあったと思いますけど、BGM代わりに何か音がなってないと寂しさがあったからだと思います。

テレビがなくなると情報が得られないんじゃないかという漠然とした不安があったのですが、

いまは検索すればネットでも本でもその気になれば自分から必要な情報を取りにいけます。

テレビを手放してもまったく問題はありませんでした。

ベッドとソファー

ベッドとソファーは今のところに引っ越すタイミングで手放しました。

両方とも無印のものでしたが買取業者では値段がつかず、ソファーは人にあげて、ベッドは捨ててしまいました。

家具は持つか持たないかの判断が難しいです。

ベッドやソファーはくつろげる場所としてあったほうがよいと思っています。

いつでも身軽に移動できる状態でいと考えていたので、思い切って手放しました。

いまは家具付きの物件やシェアハウスという選択肢もあるので、無理に家具を持たなくても大丈夫ですね。

断捨離で気をつけたこと

捨てる時のコツ

荷物の総量はカゴ車1台で収まるようにした

トラックの運送に使われるカゴ車をご存じでしょうか?

最終的に持ち物の総量は、引っ越し業車のカゴ車1台に収まるようにしました。

単身向けの引っ越しパックだと安く引っ越しできる量です。

この量なら引越し業車に依頼せずとも、軽トラを借りて友達一人に手伝ってもらえれば自分だけで引っ越しできます。

売ることに時間がかかるなら思い切って捨てる

断捨離する時は、手放すかどうか迷うものが出てくると思います。

処分できるものからどんどん勢いつけてやりました。

学生のころ、試験問題はできるところからどんどん解けと教わったことはありませんか?

手の付けやすい箇所、手放しやすい物からという要領で、できるところから断捨離をしていきました。

物によっては売ったり、人に譲ったりしたほうがよいと思います。

しかし、売ってもあまりお金にならなかったり、人にあげたりすることで時間と手間がかかりすぎるようなら思い切って捨てるようにしました。

買うより捨てる方がエネルギーを使うことを知っておく

モノは買う時のほうが楽で、捨てたり手放すことのほうがエネルギーを使います。

その分手放した時の爽快感も得られます。

このことを知っておくだけでも、無駄にモノを買うことがなくなると思います。

まとめ

以上が、ミニマリストになる過程でぼくの捨ててきたもののご紹介でした。

最初は、何から手放したら良いか?手放した後に後悔しないか?という不安があります。やってみるとわかるのですが、意外となくても大丈夫なものばかりです。

もし、手放すことへの不安が強すぎるアイテムがあれば、手放したと仮定して持ち歩かずに過ごしてみるとか、捨てたつもりで行動してみると本当に必要なのかどうかが分かると思います。

ミニマリストになる仮定での片付ける順番については、こちらの記事にも書いています。よかったら読んでみて下さい。

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