スタンディングデスクを試してみたいけど、買ってダメだったら嫌だな…。
在宅の仕事を始めてから机に向かう時間が増えました。
たとえ自分に合った良い椅子を使っていても、長時間座っているとお尻や腰が痛くなります。
それに座りっぱなしなのがあまり好きではありません。
そこでスタンディングデスクを検討したのですが、
実際に購入してみて合わなかったらお金の無駄になってしまう…。
それなら、今ある自宅の机をスタンディングデスクにしてみたらどうだろう?とスタンディングデスクを自作してみることに。
簡易的にですが、スタンディングデスクを自作してみたことで、
- そもそも自分にスタンディングデスクが合うか?
- 自分が求めるスタンディングデスクの機能
が分かりました。
さまざまな種類のスタンディングデスクが販売されていますが、どれが良いのか選ぶのに迷います。
スタンディングデスクの購入に迷ったときは、家にある適当な箱を机の上に乗せて、スタンディングデスクを簡易的に試してみることで自分にぴったりのスタンディングデスクが見つけやすくなると思います。
スタンディングデスクにしたかった理由
なんでわざわざ立って作業するの?座ってやればいいじゃん!
と思われる人も多いと思いますが、スタンディングデスクにしようと思った理由は3つあります。
スタンディングデスクを試したい理由
- 座りすぎだと腰やお尻が痛い!
- 集中力アップを期待できる?
- 運動不足の解消になる?
座り続けるとお尻や腰が痛くなる
長時間の座りっぱなしで、おしりや腰が痛くなるのをどうにかしたいと思ったのが最初の理由です。
作業に集中している時はよいのですが、痛みが気になりだすと集中の妨げになります。
床に座ってローテーブルで作業してみたりもしましたが、やっぱりお尻と腰は痛くなるし、床に座っているとつい寝転んじゃうんですよね…。笑
座り続けて疲れたらたまに立ち上がればいいのですが、
立ったまま作業したらどうだろう?疲れたらたまに座ればいいじゃない?
と思ったのが最初のきっかけです。
集中できると考えた
2つ目の理由は、作業に集中できる環境づくりとしてです。
お尻や腰の痛みが気になって集中できない以外にも、食後はどうしても眠気に襲われることがあります。
「立ちっぱなしなら眠気はましにはなるんじゃないか?」という考えからです。
なるべく眠くならずに作業に集中できる環境としてよいのではと考えました。
運動不足の解消
椅子に座りっぱなしだと体を動かさないですし、運動不足になりやすいです。
座り続けるよりは立っていたほうが、運動不足は多少はましになるだろうという考えもありました。
「モニター眺めながらスクワットできる!」っていう風に。笑
スタンディングデスクを自作した理由
最初から完成したスタンディングデスクを買わずに、自作にしようと思った理由が3つあります。
- そもそもスタンディングデスクが自分に合うか知りたい
- 試せばスタンディングデスクに求める機能がわかる
- なるべくお金をかけたくない
からです。
じゃあ、スタンディンングデスクを買うとなると、安くはなさそうだし自分に合わない可能性もあります。
簡易的な自作で自分に合うか試したかった
スタンディングデスクを買うにも最初はどれが良いのか分からないですし、なにより実際に使ってみないと効果が分からないです。
そこでテスト的に運用してみようと思いました。
試験的な運用なので失敗しても大丈夫なように、なるべくお金を掛けずにダメだったら元に戻せるようにしたいなと思っていました。
実際に何日間かスタンディングデスクを試してみたら、必要な機能も分かってくるし、それから本格的なものを購入しようと考えました。
スタンディングデスクの材料
実際にスタンディングデスクを自作してみました。
なるべくお金をかけないなら、段ボールを机に乗せるだけで試せばよいのですが、広い机の作業性も同時に試したかったので、板を乗せるというシンプルな作りにしました。
スタンディングデスクの材料2つ
- すのこ…980円
- アクリル板…980円
ホームセンターへ向かい購入したのは以上の2点です。
費用は2,000円ほどでした。(あまり安く収まってない気が…笑)
すのこ
ホームセンターなら、天板となる木の板をカットしてもらうこともできますが、幅や厚さ、重さ、金額など、ちょうど良いのが見つからず。
軽くて天板代わりになるものを探したところすのこを見つけました。笑
- 軽い
- 求めていた大きさ
- 安い
が購入に至った理由です。
大きさ、重さ、丈夫さ、価格と全ての面において合格だったので、すのこにすることにしました。
アクリル板
すのこには隙間があるので、そのまま天板にすることはできません。また表面もザラザラしているでヤスリがけが必要になってきます。
隙間とざらざらの2つの問題を解決するために、薄いアクリル板をすのこの上に乗せることにしました。
アクリル板はちょっと高いなと思いましたが、まあいいかなと。笑
スタンディングデスクの自作開始
作り方は超簡単です!
- すのこの大きさに合わせてアクリル板をカット
- ずれないようにすのことアクリル板をくっつける
以上です。
全工程の所要時間は約30分。
完成
出来上がったすのこ天板を段ボールの上に乗せて完成です。
本棚代わりに使っていた段ボールなので、本の重さが加わり、机の上で滑りづらくなってます。
段ボールは上からの重さにしっかり耐えてくれて、ちょっと体重を加えたくらいでは潰れず丈夫です。
もはや自作とは呼べないかもしれませんが、いい感じで完成しました!
自作したスタンディングデスクの感想
パソコン作業や本を読んでみたりと1日使用してみた感想です。
メリット!自作で自分にぴったりの高さに
自分の身長に合わせて机の高さを決めたので、作業もしやすくちょうどいい感じです。
机の高さは、肘を曲げた時に90度の高さになるようにしました。
スタンディングデスクのちょうどよい高さだそうです。
広く奥行きを出したのは正解
机の奥行きも出したので、パソコンと顔の位置が程よく離れて目の疲れも軽減された感じです。
アクリル板を敷いただけの天板でも問題なしでした。
ダンボールの上に乗せただけなので少し揺れたりしますが、タイピングや字を書くときもあまり気にならないです。
立ちっぱなしは疲れる!
同じ姿勢で1箇所に立ちっぱなしはやはり疲れてきます。
疲れた時を考えて、スタンディングデスクを買うとすれば天板を上げ下げできる昇降タイプが自分には良さそうというのが分かりました。
集中していると疲れていることに気が付かないので、タイマーで時間を決めて定期的に座って休むのもありかなと思います。
ちなみに時間管理ならポモドーロ・テクニックがおすすめです。
自作のデメリット
今回の自作は、最終的にスタンディングデスクの購入を目的とした簡易的なテストです。
なので、デメリットは自作スタンディングデスクが不要になったときに、すのこを処分しないとならないことです。
天板としての利用以外、すのこの使い道は自分には見当たらなかったです…。
何を買うにしても自分に合わなかったら、売るなり、譲るなりしないとならないです。かといって買うのをためらいすぎて迷っていたら時間の無駄になってしまいます。
試したことで求める機能がわかった!
スタンディングデスクを自作した感想というか、DIYするのは楽しいです。愛着がわきますね。
今回の自作で分かったことは、スタンディングデスクを購入するなら、
- 立っても座っても作業できる昇降タイプ
- 奥行きのある広めの天板
上記のタイプに絞ることができました。
スタンディングデスクの購入に迷ったら、まずは簡易的に試してみることをおすすめします。
追記)自作したことで自分の求めるスタンディングデスクが分かり、ニトリの昇降デスクを購入しました。