キッチン用品は最低限なにを持っていればよいの?
キッチン用品もなるべく増やさないようにしています。というか置き場所もないくらい小さなミニキッチンです。笑
自炊しなきゃいいのですが、安くたくさん食べられるという理由から自炊がメインでたまに外食をしています。
社会人になってからシェアハウスを除いてずっと一人暮らしですが、キッチン用品においてもとりあえずこれだけあれば大丈夫な定番品のみにしています。
ひとり暮らしを始めるなら、自分だったらこの順番で手に入れるアイテムをその理由とともに紹介していきます。
- 初めての一人暮らし
- 一人暮らしだけど自炊はしたい
- 凝った料理はしない
- キッチンが狭い
- キッチン用品を増やしたくない
- キッチン家電は冷蔵庫のみ
キッチン用品を選ぶポイント3つ
使いやすいことが最優先で、キッチン用品を選ぶ時は下の3つを意識してます。
- 洗いやすい
- なるべく多用途に使える
- 使いやすいサイズ
洗いやすい
洗いやすさとは具体的にいうと、
- 汚れがつきにくい
- 凹凸が少ないデザイン
であることです。
例えば、
- 焦げつき防止の加工がされている
- ネジや留め具が付いていない
など、汚れの落としやすい加工、形状のものです。
なるべく多用途で使えること
その用途でしか使えないものはなるべく選ばないようにしています。
たとえば、ピーラーのように皮むきの用途でしか使えないもの買わずに、皮むきは包丁のみで済ませます。
必要であれば専用のものにしますが、なるべく万能に使えるものを選びます。
使いやすいサイズ
使いやすさを最優先して、小さすぎない大きすぎないサイズのものを選んでいます。
コンパクトだからといって小さすぎると扱いづらく、大きすぎても収納に困ります。
使いやすく、ミニキッチンでも扱いやすいサイズのものです。
キッチン用品をニトリで揃える理由
デザインが統一できるので、キッチン用品は基本的にニトリで揃えています。
ニトリで揃える理由は他にもあり、
- クオリティの面で安心
- 低価格で手に入る
- 全国各地に店舗がある
- ネット通販でも手に入れやすい
という点で選んでいます。
百均でもキッチン用品はほとんど手に入れられますが、
- 品質面で当たり外れの差が大きい
- あまり愛着が持てない
ので、なるべく選ばないようにしています。
ニトリなら経験上、品質面で安心できるのと、年々おしゃれアイテムが増えてる気がします。
キッチン用品はニトリでなくても、予算があるなら気にいるもので揃えるのがおすすめです。
まずは箸とスプーンから
スーパーの惣菜や弁当で食事を済ませるとしても、もらい忘れはよくあるので箸とスプーンくらいはあると便利です。
スプーンはカレーやアイスを食べる以外にも、計量スプーン代わりに使えます。
友達がしょっちゅう遊びにくるなら別ですが、箸は何本セットを購入するのではなく、気に入った1セットを選ぶようにしてます。
もし友人がきたら割り箸を使ってもらいます。笑
自炊は一切しない、外食かテイクアウトで済ます
という方は必要なキッチン用品は以上終了です。笑
フォークと菜箸はいる?
キッチンアイテムをなるべく少なくしたいならフォークと菜箸はいらないです。
自分はパスタは箸で食べています。笑
菜箸は洗うのが手間になるのと、料理で強火は意外と使わないので、菜箸を使う機会はあまりないと思います。
食事用の箸は菜箸と兼用できるので、あまり小さいのは選ばない方がベターです。自分は間違えて小さい箸を選んでしまい失敗しました。笑
24cmのフライパンを最初に手に入れよう
フライパンをまず最初に手に入れます。
え、鍋じゃなくてフライパンが先?
と思った方もいらっしゃると思いますが、理由はフライパンは鍋代わりになるけれど、鍋をフライパンとして使うのは難しいからです。
一人暮らしなら24cmか大きくても26cmサイズのフライパンがおすすめです。
なんで24cmのフライパンなの?
24cmのフライパンはミニキッチンにはぴったりのサイズで、よくある28cmだとミニキッチンにはちょっと大きすぎます。
もちろん購入前に収納できるか棚のサイズを測る必要がありますが、
24cmのフライパンなら
- 2人分まで十分対応できる
- 狭いシンクでもギリギリ洗える
- ミニキッチンでも収納しやすい
といういい感じのサイズです。
選ぶポイントは鍋として使うことも想定しているなら少し深さのあるタイプを選ぶことです。
フライパン1本で世界が広がる
「フライパンだけ 料理」と検索すればいろんな料理が作れることがわかると思います。
フライパンのみでできること
- お湯を沸かしてコーヒー飲む
- 野菜炒め
- 冷凍チャーハン
- 冷凍ハンバーグ、餃子
- ご飯を炊く
- 鍋料理
- カレー、シチュー
- トースト
フライパンを手に入れるだけで初めて自転車に乗って行動範囲が広がった時のように料理の世界が広がります。
取っ手が取れるとすっきり
取っ手が取れるタイプのメリットはなんといってもすっきり収納できることです。
- そのまま皿として使える
- 洗いやすい
のもメリットです。
もちろんデメリットもあり、ガスだと火と取っ手の距離が近くなりがちなので、調理中の扱いに注意が必要なこと。
取っ手にぐらつきを感じたら、危ないので迷わず買い換えが必要なことです。
焦げつき防止加工の扱い方を知っておく
フライパンの扱い方を知っておくと長持ちさせられます。
かつてフライパンの扱い方が分からず、ダメにしたことがありました。
- 強火は避ける
- 水で急激に冷やさない
- 表面を傷つけない
- 熱くなる前に油をひく
- 空焚きをしない
- 2〜3年が一般的な寿命
以上が、焦げつき防止の加工がされているフライパンの扱い方です。
このフライパンを使ってます
自分が使っているのはニトリのデコホームの商品です。
- 24cmというミニキッチンにジャストサイズ
- 少し深さがあるからパスタや乾麺もできる
- 取っ手がとれるからすっきり
- 洗いやすい
というのが選んだ理由です。
16cmの片手鍋もあるとさらに便利
フライパン1本だと、ご飯炊いてたら他の料理ができない!
ってこともあるのでフライパンとセットで鍋もあると便利だと思います。
まずはフライパン一本で過ごせるか様子をみて、鍋も必要だなと感じたら鍋を手に入れるとよいと思います。
ミニキッチンだとコンロが一つだけなので、工夫は必要ですが、炊飯器なしで鍋でご飯を炊くなら初めからセットで購入するのもありです。
カッティングボードがお皿代わりになる
カッティングボードがあるとまな板として使えるのはもちろん、お皿代わりにもなるので便利です。
まだ熱いフライパンをカッティングボードに乗せて、フライパンのまま食べるというズボラもよくやります。笑(ヤケドする可能性もあるので自己責任でね。)
こちらはミニキッチンでも使えるちょうど良いサイズ。
ステンレスシェフナイフは洗いやすい
包丁も自炊する上で、持っておいた方がいいアイテムです。
- 軽く洗いやすい
- 一本でだいたい対応できる
という理由でニトリのシェフナイフを選びました。
切れ味は結構よく、細かい溝が一切ないのでめちゃくちゃ洗いやすいです。
木製ターナーは万能に使える
菜箸はいらないとお伝えしましたが、その代わりにターナーがあると便利です。
- 菜箸
- フライ返し
- しゃもじ
として使ってます。フライ返しは少し無理がありますが、慣れれば目玉焼きくらいならひっくり返せるようになります。笑
ターナーでなくても長めのトングでも良いのですが、洗いづらいのと広がって保管しづらいのでターナーを使用してます。
フライパンを傷つけないという理由で木製のターナーを使ってます。木製でなくてもフライパンを傷つけない素材ならシリコンでもよいと思います。
炊飯器とケトルはいる?
狭いミニキッチンなので、
- 置き場所がない…
- 電源コンセントの確保が難しい
- 電源コードがごちゃごちゃするから嫌い
という理由で炊飯器とケトルは持っていません。笑
でも、持っていた方がよいと思います。
狭い部屋ほど電源コードの存在が気になります。笑
炊飯器でも鍋でも米を炊くまでの手間は同じです。鍋で炊くときはほったらかしにできないのがデメリットです。
コーヒーも鍋でお湯を沸かして飲んでます。不便は感じていませんがおしゃれでないですね。笑
キッチンバサミと包丁は両方いるか?
キッチンバサミと包丁とでは得意なことが違ってきます。できれば両方持って併用した方がよいと思います。
両方持ちたくないという人は、どちらが正解はないと思いますが、個人的には最初は包丁を手に入れた方がいいと思います。
包丁の方ができることが多いからというのが理由です。
千切りやみじん切り、輪切りなど、色んなカットができるのが包丁だからです。キッチンバサミだと素早くカットできるけどカットできるものが限られてきます。
キッチンバサミで完結する料理以外はやらないなら初めからキッチンバサミでよいのかも。
キッチンバサミはタブレット、包丁はパソコンみたいなイメージです。
例えが分かりづらい?
個人的にキッチンバサミはなくても困っていないです。
料理でやらないこと
狭いミニキッチンのおかげか、料理については凝ったものを作ろうという欲もなく、ずぼらで簡単にできること以外はやらないようにしています。
1から作らない
餃子やハンバーグってたまに食べたくなりますよね?
外食すればいいのですが、外食も最近はお金がかかるようになってきました。餃子やハンバーグって腹一杯食べたくないですか?
1から作る必要のない冷凍食品や加工食品をうまく使うようにしています。
冷凍食品や加工食品が健康によいかどうかはわかりませんが、食べ過ぎなければ全く問題ないと思っています。
食べるのを変に我慢するよりはよいかな。笑
野菜や果物の皮はむかない
料理でやらないことのひとつとして、炒め物やカレー、鍋を作る際に基本的に野菜の皮はむかないようにしています。
理由は皮を剥くのが面倒なのと味にそこまで影響しない(と個人的に思ってる)からです。
このやり方は別におすすめしているわけではなく、ズボラ時短料理をしたいからです。果物も皮ごと食べられるなら水で洗ってそのまま食べることも多いです。笑
米は食べ切る分しか炊かない
米を食べたいときは食べたい分だけ炊いてます。だいたい1合くらいです。作り置きはしていません。
この方法なら食べ過ぎを防げるのと、食べ切れなさそうだったらラップに包んで冷蔵庫へ保管すれば問題ないです。
朝、食べたい分を研いでおいて、夜に食べます。
作り置きはしない
電子レンジがないので作り置きもしないです。なので毎回の自炊の洗い物をできる限り少なくしています。
- タッパーが増える
- ミニ冷蔵庫で作り置き場所がない
というのも作り置きをしない理由です。
レトルトカレーや缶詰を保存食として利用してます。
少なく試してみて必要だったら増やそう!
今回ご紹介したキッチン用品
- 箸
- スプーン
- フライパン
- 片手鍋
- カッティングボード
- シェフナイフ
- ターナー
今回ご紹介したアイテムではできない料理も多々あるし、人によってはかえって手間になってしまうと思います。
たとえば、朝トーストを食べたい人にとってはフライパンよりトースターの方がいいし、ご飯も毎日食べるなら1人用の小さな炊飯器を買った方が早いです。
買うか買わないかの判断は、持たないことの快適さよりも不便さが上回った時です。
自分の場合は今回取り上げたアイテムで自炊はほぼ完結しますが、もし必要に感じたら炊飯器やケトルという具合にアイテムを少しづつ増やしていくといいと思います。
「キッチン用品を持ちたくないけど自炊はしたい!」なら、シェアハウスに住むのも一つの方法です。
キッチン用品以外も手放せますよ。