
「ものを減らしたい…。どこから手を付けたら良いのか分からない。」
今回はこんなテーマで考えてみました。
ワンルームでしか片付け経験がないので、片付けの部屋のイメージはワンルームを思い描いて書いてます!
部屋の片付けはどこから手をつけたらよいか?
結論は、「どこからでもよい」です。
どこからでもよいとはいったものの、片付けの手順を考えて、
- 細かいものが多い場所から始める
- 場所ごとに攻めていく
という手順を踏むのがよいと思います。
Contents
細々したものが多い場所から始める
なんで細々したものが多い場所から始めるかというと、
- 細々したものが片付くと、すっきり感がでる
- 断捨離した効果を感じやすい
のが理由です。
細々したものが多い場所は、アイテム数が多い場所なので、物の数を一気に減らすことができます。
例えばこんな場所
- 文房具、本がある場所→机まわり
- 服がたくさんある場所→クローゼットとか
- 食器、調理道具、使い切れそうにない食材がある場所→シンク下、冷蔵庫
みたいな感じです。
部屋の中でごちゃごちゃしている場所からすっきりさせると片付けの達成感を得やすいです。
1箇所終えてから、次の場所に取りかかる
片付ける場所の順番を決めておく
1箇所、片付ける場所を決めたら、その次に片付ける場所を決めておきましょう。
つまり、目標設定です。
「今日は机まわりをやる、今度の土曜はクローゼットの中をやる!」
という具合に大雑把でもいいので、「いつまでに、どこを片付けるのか?」という作業計画を決めておきましょう。
理由は、
- 行動がブレづらい(思いつきで別の場所を片付け始めてしまうことがない)
- 目標の達成がしやすい
のが計画を立てておく理由です。
「自分が望んでいるものは何か」これをはっきりとわかっている人は、そこに到達するまでやり抜くことができます。
具体的な目標を決めたら、そのために必要な行動は何かを具体的にすることも大切です。「いつまでに、何をするのか」を決めるのです。
『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功科学』 著者 ハイディ・グラント・ハルバーソン
具体的な目標設定は、やりぬく力を与えてくれます。
また、紙に書くことで達成しやすくなるとも言われています。
無理そうなら、さらに細分化
「よし机まわりから、片付けはじめるぞ!」
となった時に、
「でも、机まわりの片付けを終えること自体がむずかしそう」
となったら、机まわりの片付けを細分化しちゃいましょう。
- 本だけやる
- 書面だけやる
- 文房具だけやる
いっぺんに無理に行おうとせず、達成しやすい目標設定にします。
目標を細分化することも、やり抜く力をを高めてくれるという研究結果もあります。
興味深いことに、「やり抜く力」の傾向予測手法で「やり抜く力」が低いと予測された人であっても、目標を細分化して小さい目標ごとに達成感が得られるような学習プログラムを用いると、最後までやり抜くことができました。
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター
脳画像から「やり抜く力」を予測する手法を開発〜目標の細分化が脳を変化させ達成を支援〜
ぼくの場合はこの順番で行いました
ちょっと記憶が曖昧ではありますが、断捨離を行った順番は、
机まわり→クローゼット→キッチンまわり
こんな感じの順番だったと思います。
- 机まわり→部屋の中で一番長くいる場所。落ち着いた空間にしたい。
- クローゼットの中→服は迷わず捨てやすかった。片付いたあとの、すっきり感が大きい。
- キッチンまわり→部屋の中をすっきりさせてからでもいいんでない?→優先度低かった。
みたいな理由で、この順で片付けたと記憶してます。
この記事に、ぼくが捨てたものをまとめてます。
片付けの時の考え方
基本:1アイテム1個まで
もう結構知られていることなので、改めていうことでもないですが、
一つあれば十分なものは複数持たないことです。
タオルとか、下着とか、1個じゃ困るものはもちろん例外です。
ハサミやボールペンなどの文房具には、1アイテム1個までの法則を適用しやすいですね。
なるべく考えない・動きを止めない
なかなか捨てられないものも出てきます。
- 思い出の品
- どうしてよいか分からない書類
- たまに使う手放すか判断に困るもの
こういったものは、保留にしてなるべく作業の手を止めないようにしましょう。
買うときより手放すときの方がエネルギーがいる
これは捨てる技術というよりも、ものを増やさないために知っておいたほうがよいことです。
買うのは、お店に行ったり、ネットでポチれば簡単に買うことができて、配達もしてもらえます。
手に入れる方が楽だったりします。
でも、いざ買ったものを手放そうとなったときに、ちょっと手間が入りますよね。
家具や家電なら粗大ゴミやリサイクルショップに持って行ったり、一度入会したサービスは解約をしなければならなかったり。
なのでぼくは、何か買う時は手放すときのことも考えて買うようにしてます。
無理せず少しづつで
- 細々したものが多い、机やクローゼットから始めると良い
- 作業計画は大雑把でも良いから立てて、紙に書く
いっぺんにやろうとすると挫折すると思うので、計画をたてて、無理ない範囲で少しづつ行うのが良いと思いますよ。
以上、どこから片付ければよいのかという話でした。
お役に立てたらうれしいです。
それでは。