【2×4材】ダイソンの掃除機のスタンドを自作してみた【ディアウォール】
  • ダイソンのスタンドは自作できる?
  • かかった費用はいくら?

以前に住んでたワンルームから引っ越し、ひと月くらい前からシェアハウスに住んでいます。

シェアハウスにダイソンの掃除機があり、自分の持ってた掃除機は他の人にゆずりました。

「自分の掃除機を手放せた!」と喜んでいたのですが、シェアハウスにあるこのダイソンの掃除機にはひとつ問題がありまして、

自立しないんですよね。笑

以前はこんな感じで床に寝そべってました。

 ダイソン 置き場所

まじでジャマ。笑

ダイソンの掃除機は付属のブラケットを使えば立てて収納することができます。

ダイソン 掃除機 収納用ブラケット

ブラケットを固定できる市販のスタンドもあるのですが、

市販のスタンドの問題点
  • ちょっと高い
  • 作りはしっかりしてる?
  • デザインがごちゃごちゃしている

という問題点があります。

ダイソン自体が高いので、市販のスタンドを買うとさらなる金銭の負担になり、かといって安いのを選ぶと作りがしっかりとしてるか気になります。

ダイソンはアタッチメントも多いので、収納フックがたくさんついてたり、床に設置面積が必要だったりとごちゃついたデザインのものが多い印象です。

ということもあり、シェアハウスのオーナーに「2×4(ツーバイフォー)材を使って、ダイソンを自立させましょう!」と直談判し、ダイソンのスタンドを自作することにしました。

結論
  • ダイソンのスタンドは簡単に自作できた!
  • かかった費用は1,900円
  • 所要時間は約30分

です。

DIYに関してはド素人ですが、問題なく自作できました!

スタンドの自作に必要なもの

今回取り揃えた道具は以下のとおりです。

自作で揃えたもの
  • ディアウォール×1セット(1,188円)
  • 2×4材×1本(チラシ品で602円)
  • ネジ(シェアハウスの道具箱にあった)×2本
  • プラスドライバー×1本

2×4材の長さがほんのわずかに短く、仕方なしに隙間の調整用に100均で薄い板購入、110円。

合計で1,900円でした。

ディアウォール

ディアウォール ダイソン スタンド

ディアウォール ダイソン 掃除機

ディアウォールを選んだ理由は、有名ユーチューバーがDIY動画で勧めていたからです。

DIYに詳しくないので、みんなが勧めているからハズレの確率が低そうという理由で選びました。

ちなみにディアウォールに関しては、ホームセンターで購入するよりはネットの方が安いと思います。

この記事ではディアウォールについて書いていきますが、2×4アジャスターとして双璧をなす『ラブリコ』もおしゃれにDIYできて良いと思いますよ。

2×4(ツーバイフォー)材

※2×4(ツーバイフォー)材

アメリカの2×4工法に使われる木材の一つで、断面のサイズがおよそ2インチ×4インチであることからこう呼ばれます(断面寸法約38mm×89mm)。

比較的安価で、ホームセンターなどでも手に入れやすいことから、DIYの材料として重宝されています。

『ディアウォールの設置方法』

ホームセンターで買えます。近所の『コーナン』で買いました。

2×4材はチラシによく載る商品のようなので、広告に載ったタイミングで買うと安く手に入りやすいと思います。

設置しようと考えてた壁の高さが2500mmだったので、ちょい短めの2450mmのものを購入。(この長さで売ってたので。)

が、ここでちょっと注意です。

結論を先にいうと、「2×4材はちょっと余裕を持たせた長さで購入しましょう!」です。

壁の高さより50mmくらい短くてもディアウォールをはめれば、足りない長さをカバーしてくれるだろうという大雑把な感覚で買いました。

しかし、あとから調べたらディアウォールを使用する際の2×4材の長さは、

2×4材の長さの基準

天井の高さ−38mm

がちょうど良いということでした。

公式の情報ではないですが、こちらの記事が参考になります。

参考:『ディアウォールの設置方法』

なので、今回の自作なら2500mmの天井に対して、2450mmではなく、10mm長めの2460mmくらいの長さの2×4材を購入したほうがよかったわけです。

あとから記述しますが、この10mmの差が2×4材をしっかり固定できるかに影響します。

今回気がついたことですが、天井の高さは同じ部屋でも場所によってミリ単位で若干の誤差があるようです。設置予定の場所の高さを正確に測るのがよいと思います。いろんな場所の高さをあらかじめ調べておくとよいかもです。

スタンドの自作の手順

材料が全て揃えばあとは簡単です。

自作の手順
  1. ディアウォールに2×4材をはめる
  2. 天井側から設置
  3. 2×4材を上に持ち上げながら床側を設置
  4. ダイソンのブラケットを2×4材にネジで固定

の流れです!

30分とかからず完成しました!

1.ディアウォールに2×4材をはめる

ディアウォール ダイソン スタンド

内側が凹むのと(左)、凹まないの(右)と2種類あります。

ディアウォール 2×4材

ディアウォールを木材にはめ込みます。

ただはめるだけOKです!

2.天井側から設置

ディアウォール ダイソン 掃除機 スタンド

親指で押さえてる部分が凹みます。

ディアウォール 天井側

凹むほうが天井側です。

3.木材を押し上げながら、床側を設置

ディアウォール 2×4

天井側のディアウォールが凹むのを利用して、2×4材を持ち上げながら、壁へスライドさせます。

床を傷つけないようにゆっくりやりました。

2×4材が微妙に短く壁への固定がすこし緩かったので、100均であとから買ってきた丈夫な薄い板をスペーサーとして挟み、2×4材が簡単に動かないように調整しました。

ディアウォール 2×4材

4.ダイソンの掃除機のブラケットをネジで固定する

2×4材 ダイソン 固定

最後にダイソンの充電器の位置を決めて、ネジで固定します。

ディアウォール 2×4材

設置後はこんな感じです。

スタンドを2×4材で自作するメリットとデメリット

2×4材でダイソンのスタンドを自作するメリット・デメリットを考えてみました。

メリット
  • 価格を安く抑えることができる
    →今回は締めて1,900円

  • 床がスッキリする
    →設置面積をとらない

  • カスタマイズしやすい
    →スタンドの設置場所を自由に変えられる
    →掃除機の設置の高さを自由に変えられる
    →2×4材に掃除機以外を引っ掛けることができる

  • 女性一人でもできるくらい簡単
    →そんなに重たくない・力がいらない

  • 床や壁を傷つけにくい
    →賃貸でもやりやすい

というのがあります。

逆にデメリットはというと、

デメリット
  • 2メートルを超える長い2×4材をどう運ぶか、ちょっと悩む
    →ネットで購入か、ホームセンターの軽トラレンタルサービスを利用する

  • 捨てるときにどうしようかな?と考えた
    →ミニマリストなので、処分の仕方も買うときに考えてます

  • 「天井まで木材が伸びてるのが、逆にスッキリではない!」って人はいるかもしれない
    →好みなのでなんとも言えない

くらいですね。

まとめてホームセンターで買った方が早い

2×4材は楽天のようなネットでも販売していますが、注意点は高い送料が別途でかかるということです。

全体的に送料が高い印象を受けました。1,000〜3,000円くらいのイメージですね。

自分が見た限りだと、ホームセンター直販サイトでも2×4材は販売してないようです。おそらくですが配送が大変でコストと見合わないのでしょう。

ネットで買ってしまうと、価格を安く抑えられるメリットが得られないです。運ぶのが大変ですが、ホームセンターの軽トラ貸出サービスなどを利用して、ホームセンターで購入するほうが安くつきます。

※店舗によりますが、コーナンでは購入した大きな商品が運べないときは、軽トラを90分まで無料で貸してくれました。

参考例:コーナン店舗サービス

2×4材はホームセンターで、ディアウォールはネットで購入すれば、わずかですが費用は抑えられるかもしれません。

しかし、面倒だと思うので、材料はまとめてホームセンターで買った方が良いと思います。

2×4材はおもしろい

というわけで、2×4材とディアウォールを使って、ダイソンの掃除機のスタンドを作ってみたという話でした。

床にものを置くのが嫌いなのですが、床をすっきりさせてくれる2×4材はミニマリストと相性よく感じました。

ダイソンの掃除機以外にも、2×4材を使えばモニターを壁掛け風にできたり、ちょっとした間仕切りをつくったり、いろいろと工夫ができそうです。

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