4畳半の小さな部屋なのになぜわざわざベッドにしたの?
約4畳半の小さなワンルームに住んでいます。
今の部屋に引っ越してからしばらくは布団で寝ていましたが、思いっきってベッドを購入しました。
ミニマリストなのでベッドの所有にはかなり悩みましが、狭い部屋にはベッドの方が合うと感じたからです。
この記事では、狭い部屋でかつミニマリストなのに、なぜわざわざ場所を取るベッドを所有したのか?をメインとして、
記事の内容
- 選んだベッドの理由
- ベッドを使ってみての感想
を書いています。
部屋が狭いから布団で寝てたけど…
まず最初にお伝えすると自分はもともとベッド派で、昔引っ越した時にベッドは思い切って処分しました。
ベッドの方がいいなと思いつつも、部屋が狭いという理由もあり、また特にベッドで寝ることにこだわってないので床に布団を敷いて寝ておりました。
他にも布団で寝てた理由は、
- 床の面積を少しでも確保したい
- 布団なら引越しの荷物にならない
- 処分もしやすい
からです。
まあ、布団生活自体には不満はなかったのですが、今の狭い部屋は布団で寝ることとの相性はあまりよくないと感じるようになりました。
なぜなら、
- 狭い部屋で床に寝ると圧迫感を感じる
- 布団の出しっ放しは部屋が狭いと余計に目立つ
- 布団が干せないことでダニに悩まされるようになった
という理由からで、ベッドの導入を検討し始めました。
狭くて収納のない部屋こそベッド
4畳半くらいの狭くて布団の収納場所がないワンルームならベッドの方が部屋の見栄えは良いと思います。
クローゼットのある部屋に住んでたころは布団をロール巻きにして、立ててクローゼットに隠していました。
しかし、今の自分の部屋にはクローゼットもシューズボックスもありません。笑
自分のミニマリスト史上、一番シビアな環境です。笑
なので、布団を仕舞うことができず、床にある布団が常に視界に入ります。
ベッドの方が存在感はありますが、同じ出しっぱなしならベッドの方がスッキリ感は出しやすいと思いました。
狭い部屋は床に寝転ぶのに抵抗がある
狭い部屋だと綺麗に保っている床であっても寝転ぶのに少し抵抗を感じます。
理由は部屋が狭すぎてリビングの床ではなく、床=生活動線になっているからです。
言い換えると、部屋の床を廊下のような場所として認識してしまっているので、寝転ぶのに抵抗を感じるのだと思います。
それでも布団を敷いて寝てましたが…。笑
たとえ綺麗ですっきりしてても家の廊下で寝転がろうとはあまり思わないですよね。
そんなイメージです。
部屋が狭いと壁や家具に圧迫感を感じる
自分の部屋はワンルームなので部屋の中にミニキッチンと洗濯機置き場があります。笑
つまり洗濯する場所、料理する場所、くつろぐ場所、寝る場所が一つの部屋に集約されています。
狭い部屋なので顕著に感じるのですが、床で寝ているとキッチンや洗濯機などに圧迫感を感じます。笑
圧迫感がある理由はいたってシンプルで距離が近すぎるからです。部屋がもう少し広ければあまり気にならないと思います。
洗濯機も机も背の高い家具ではないのですが、狭い部屋だと寝ている自分との位置が近くなり過ぎます。
距離が近すぎると、極端な言い方をすると机の足元に頭を置いて寝ているようなものです。
家具のレイアウトを変えて圧迫感を感じない工夫をしたくても、部屋が狭いと難しいです…。
- ワンルーム▶︎キッチン、洗濯機置き場が一緒の部屋
- 1k▶︎リビングとキッチン、洗濯機置き場は分かれている
他の家具の圧迫感を和らげるにはベッド
狭い部屋で他の家具の圧迫感を感じずに寝るためには、寝ている時の目線をあげることで解決できます。
(もしくは机など高さのあるの家具を部屋に一切置かない。)
ベッドで寝れば目線が底上げされるので、他の家具からの圧迫感がかなり薄れます。
引越ししたての頃は、寝ている足元にミニキッチンや洗濯機があり、慣れたとはいえなんだか落ち着かない感じがしました。笑
布団が干せない部屋はダニに注意
なんか足や腕がかゆい!!
狭い部屋に布団で寝ることに慣れはしましたが、ダニに悩まされたのは今回の部屋が初めてです。
理由は部屋にベランダがなく、気軽に布団を干せなかったのが一番の原因だと思います。
いままで住んだ部屋やシェアハウスにはベランダがあり、いつでも布団を干すことができました。
ベランダがなくて布団が干せない部屋を選ぶときはダニに気をつけた方がよいです。
しかし、いまの部屋では布団が干せないので、布団の手入れは寝る前のコロコロだけです。
冬場は問題なかったのですが、暑くなるにつれてかゆい!って目が覚めるようになりました。笑
布団が干せない環境なら湿気シートを布団の下に敷いたり、掃除機でまめにダニを吸いとるなど、対策が必要になります。
湿気シートは面倒くさそうだから布団の下にすのこでも敷いてみるか?
と、このあたりからベッドの導入を検討することにしました。
ちなみに、布団のダニには近所のドラッグストアで買ったダニアースが効果的面でした。使用の際は部屋の換気は必須です。
通気性の良さで選んだすのこベッド
というわけで長々と説明しましたが、
- もともとベッド派
- 部屋もスッキリさせたい
- ダニ対策も兼ねたもの
というのを理由にすのこベッドにすることにしました。
基本的にどのベッドも土台部分はすのこですが、通気性のよさを目的として、マットレスでも布団でもどちらでも対応できるようになっているベッドのことをすのこベッドと呼ぶようです。
引越しに不便な大型マットレスを使いたくなかったので、自分にはすのこベッドがぴったりです。
すのこベッドに布団を敷いて寝るスタイルにすることにしました。
しかし、ベッド自体が引越しの荷物になります。
持ち運びに困らないコンパクトになるベッドはないものだろうか?と日々探していました。
エムールのパインすのこベッドにした
ベッドを選ぶ上で最優先の条件は、組み立て・分解がしやすくコンパクトになることでした。
最終的に選んだのはエムールというメーカーのパインすのこベッドです。
自分が購入したときはAmazonで1万9千円くらいでした。
とにかく引越しのときに手間にならないことが重要なポイントです。
届いた時から期待していたコンパクトさで大満足でした!
いつ起きるか分からない引越しのことを考えて行動するのはどうか?という考えもあるかもしれません。
しかし、いつでも身軽に移動できる自分でいたいという思いが常にあります。
洗濯機をレンタルしたときのように、ベッドもレンタルでもよかったのですが、費用面や期間をなど色々と考慮するとベッドに関しては買った方がよいと判断しました。
折りたたみベッドを選ばなかった理由
すっきりできるかも?という理由で、折りたたみ式ベッドも候補に上がりましたが、結局選びませんでした。
- 折りたたんで使うことはほぼない
- 重くて一人で持ち運べない
というのが理由です。
自分の性格的に面倒だから持ち運ぶとき以外は折りたたまないと思います。
折りたたみ式のスタンディングデスクを使ってた時も必要なければ折りたたみませんでした。
仮に、毎日折りたたんだとしても、狭い部屋だとベッドの存在感はあまり変わらないと思います。
逆に折りたためることで、うまいこと部屋にすっきり置けないか?と余計な悩みが増えそうでした。
だったら、ベッドとして部屋の中にドンと構えてもらっていた方がいいと考えました。
あと、折りたたみベッドはどの製品も大体20kg近くの重さがあります。
部屋の中の移動だけなら問題ないですが、折りたたんだ状態でも割と大きいので、一人で持ち運ぶのは困難だと思いました。
コンパクトになることで選んだベッド
繰り返しますが、エムールのすのこベッドを選んで一番よかった点はコンパクトになることです。
製品重量は約20kgで、ダンボールで届いたときは男の自分でもかなり重たく感じました。
しかし、部品ひとつひとつをバラして運べるので一人でも引越しのときに持ち運びが可能です。
組み立ては簡単だった
1時間とかからず組み立ては一人でもできました。
たぶん女性でも一人で組み立てることは全然できると思います。
説明書にしたがって、付属のネジを取り付けるだけです。
六角レンチも付属するので、あらかじめドライバー等の工具を準備も必要ないです。(軍手くらいは用意した方がいいかも。)
まだ行なってないですが、おそらく分解も1時間もかからずにできると思います。
ちなみに、引越しのときに困らないように説明書はスマホにスキャン保存しておきました。
3段階の高さ調整も可能
3段の高さ調整ができることもエムールのすこのベッドの売りになっています。
他の家具の圧迫感を減らすために、寝てる時の目線を上げることも目的だったので、自分は一番高くして寝ています。
エムールのパインすのこベッドの正直な感想
エムールのすのこベッドは見た目と携帯性がとても気に入っています。
しばらく使ってみての感想です。
肝心のベッドの通気性は?
期待通りの通気性で、個人的にはすのこベッドにして正解でした。
感覚的なものですが、布団を常に広げた状態ですのこの上に乗っているので、湿気はかなりこもりづらくなったと感じています。
ただし、万全ではないと思うので、たまに布団を裏返したりして、片面のみの使用は避けています。
あと、いくら通気性が良いといっても涼しいわけではないので、暑い夜はエアコンの併用をしています。
ミシミシと音は鳴る
寝返りをうつと少しミシミシ音がします。
すのこベッドは構造的にどうしても音はしやすいようです。
値段も考えたらこんなものかなという感じです。個人的には全く気になっていません。
音が気になる人は、もっと重くて丈夫なベッドを選んだ方が無難かもしれません。
自分は、一人で運べる携帯性と湿気のこもらない通気性を求めていたので、多少のミシミシ音は問題なしです。
強度はどうか?
自分の体重は50kg後半くらいです。
公式では耐荷重は200kgとなっていて、僕くらいの体重なら普通に寝転ぶ分には全く問題ないです。
ですが、さすがにベッドの真ん中に立ち上がってジャンプしたり、疲れたーってダイブするにはちょっと不安を感じる強度です。
布団を使用するか、厚手のマットレスを使うかでも感じる強度が変わってきそうです。
すのこの溝が少し痛いかも?
自分が薄手の敷布団を使っているからだと思いますが、人によってはすのこの溝が体に当たって痛く感じるかもしれません。
自分は布団が固くても気にせず寝れるタイプなので、すのこの溝はあまり気になってはいないです。
まだ試してはいませんが、薄い敷布団を使うよりも、折りたたみ式の適度な厚さのマットレスとすのこベッドは相性が良さそうです。
折りたたみマットレスなら携帯性も下がりませんし。
カグスベールで床の掃除をしやすくした
床の掃除のしやすさも考慮しました。
ベッド下は何もなく、フローリングの床はホコリがすぐ溜まります。
カグスベールを取り付けて移動しやすくし、床の掃除対策もバッチリです。
狭い部屋でも快適に過ごすには
狭くて収納のない部屋に快適に住むためには可能な限りものを減らすというのが大前提にあります。
もちろん小さな部屋で、ものが多くても楽しく過ごされてる方を否定する意味ではないです。
しかし、狭くてしかも収納がない部屋でスッキリ感を出すためには、かなりシビアに物選びをしないとなりません。
いまの部屋は部屋選びにめちゃくちゃ失敗したなと最初は思っていました。
でも、そのおかげで狭い部屋で暮らすノウハウが少しづつ自分の中でできてきました。
狭い部屋でもミニマルに快適に寝るためには、
- ベッドで寝る時の目線をあげて狭い部屋の圧迫感を薄める
- 布団が干せない部屋ならすのこベッド
- ベッドは自分で運べるコンパクトになるものを選ぶ
- ベッドの所有がいやならレンタルもある
というのが自分のなかでできたノウハウです。
都会は利便性が高いですが、比例して家賃もとにかく高いです。おまけに部屋選びの難易度も高いと思います。
しかし、部屋選びのわかりやすい法則もあり、部屋が狭くなればそのぶん家賃も下がります。
狭い部屋ならシンプルデザインのエムールのベッドはおすすめです。
部屋について書いてる以下の記事もよかったら読んでみてください!