ミニマリストが考える手放すことの不安・迷いはどうすればよい?

「このアイテムを手放すかどうするか迷っているけど、どうしたらいいかな?」

今回はこんなテーマで考えてみました。

こんにちは、ミニマリスト 歴5年のきっしーです。

「靴や服は、どこまで残した方がいいんだ?」

「掃除機、ワンルームならいらないかな?」

と、手放すかどうかを迷っている方に向けて、どうすれば良いかという具体的なアクションを考えてみました。

結論:持ってないつもりで過ごしてみる

です。

手放すことに迷っているということは、何か不安を感じているはずだと思います。

一度、不安を明確にして、持ってないと仮定した状態を試してみてはどうでしょうか?

手順はこうです。

手放すことを迷ってるアイテムを手放すことでなにに不安を感じてるかを明確化

明確化した不安を解消する代替え案などの情報を仕入れる

代替え案を擬似的に体験してみる

大丈夫なら手放す

みたいな感じです。

不安の明確化をしてみる

その不安はまぼろしかも

手放すことに不安に感じる原因として、情報と経験不足があると思います。

不安はまだ起きてないことに対しての心配だったりします。

でも、未来に向けて対策がわかれば、不安は解消できたりしないでしょうか?

未来を予想するのは、人類の卓越した能力の一つ。不安を通じて未来のリスクを予見するから、私たちは事前に対策を立てられる——こう考えると、不安は本来、人間のココロに備わったとても大切な機能であることが分かります。

 ただ、不安があまりに膨らんで、今やるべきことに手がつけられなくなることもあります。

「不安な気持ち」からどう抜ける?アドラー心理学

たとえば、初めていく山。

はじめてだと、分からないことだらけなので、不安で持ち物がたくさんになりませんか。

  • 向こうで寒くなったら困る→パーカー必要
  • スニーカーだと登れないかも→登山靴を買う
  • 腹減ったら困る→お弁当と飲み物用意

みたいな感じです。

でも、実際に現地で登山したら、

  • その日は晴天、むしろ暑かった→パーカーいらない
  • 登山道は舗装されてた→スニーカーで十分だった
  • 山頂にレストランがあった→弁当、飲み物はいらなかった

のように、あらかじめ天気や現地の情報を知っていれば必要ないことに気がつけると思います。

(まあ、なにも調べずに山にのぼる人はあまりいないと思いますが。笑)

不安の原因は、情報不足や経験不足だったりします。

なにに不安を感じている?

漠然とした不安があるので、手放すことに躊躇があると思います。

不安を明確化することで、持たなくなることに対する対処法がみつかるかもしれません。

では、不安の明確化をするにはどうしたらよいか?

不安の明確化の仕方
  • 書き出してみる(言語化)
  • 自問してみる

こんな感じでやると不安の明確化ができます。

言語化する効果

言語化すると、自分の不安を明確にし、可視化できるようになります。

筆記開示の心理的療法については、多くの研究がされています。ペンシルバニア州立大学で生物行動学の教授をしているジョシュア・スミス氏らの研究チームによれば、トラウマ体験の筆記を通して、その体験を肯定的に見ることができるようになるという結果が証明されたのだそう。

この方法は、自分自身のメンタルを維持する目的でも用いることが可能です。たとえば、「つらい」「悲しい」といった感情を抱えているとき、「〇〇がつらい」「〇〇だから悲しい」などと言葉に起こして視覚化することで、「自分が真に何を考え感じているのか」を冷静に捉えることができるようになります。

'言語化能力が高い人'が必ずやっている「インプットとアウトプット」の基本中の基本

可視化して、不安が何者なのかがわかれば、怖さが和らぎます。

自問する

「手放すとなにが起きそう?」

「手放して、他に代替案はない?」

「いつどんな時に、どう使ってるの?」

と紙に書きながら自問すると、自分なりの答えを出せます。

自分が相談されてる側のつもりで、行うと自問しやすいです。

自分が誰かの相談に乗ってるみたいなイメージです。

解決策を探してみる

不安が明確になることで、仮説も立てやすくなります。

分かりやすい例だと、

「掃除機はワンルームでは必要か?」

(ぼくは個人的に掃除機は必要に感じてますけど、)この問いに対して、

掃除機なくなるとどうなる?(自問)

掃除機ないとホコリを取れない、掃除ができない(不安の明確化)

ホコリ取るだけなら他に方法あるんじゃないか?(自問・仮説)

情報集めてみる

他のミニマリストはクイックルワイパーを使っているようだ。(情報ゲット!)

という感じで解決策を探してみます。

持たない状態を擬似体験してみる

不安を明確化して、情報を仕入れたら、持たない状態を擬似体験してみます。

いきなり手放してしまうと、「あれ、やっぱ必要じゃん!」となった時に困るかもしれないので、とりあえず試してみます。

先ほどの掃除機の例で、考えてみると、

掃除機はいったんクローゼットにでもしまって、掃除機のない状態で1ヶ月過ごしてみる

クイックルのシートだけで、掃除できるか検証

問題なければ、掃除機を手放す

みたいな流れです。

迷ったときにだけ

と、今回は手放すことへの不安と解決策について考えてみました。

手放すことへの不安と対策
  • 手放す不安の明確化
  • 明確になった不安の解決策の仮説をたてる
  • お試しで実行してみる

とこんな感じです。

迷ったアイテムのときだけやってみると良いと思います。

今回の内容がお役に立てたらうれしいです。

それでは。

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