ほうきで床の掃除ってどうなの?
これまでフローリングの掃除は、クイックルワイパーが定番だと思っていました。
しかし、ある日、パリの小さなアパートで暮らす夫婦の動画を見て、ほうき掃除の魅力に気づかされました。
早速、無印良品のほうきを購入し、実際に使ってみました。
フロアーモップのようにシート交換が要らず、さっと取り出せてすぐに使えとても便利です。
誰もが使ったことのあるほうきの魅力を再発見したので、ここに記します。
なぜ無印のほうきを選んだのか?
無印のほうきを選んだのは以下の理由です。
- デザインがシンプル
- ブラシもしっかりしている
- 失敗でも痛くない価格
収納のない部屋なので、その辺に立てかけても主張のないデザインが気に入ってます。
また、ブラシ部分は硬すぎず、柔らかすぎず、さらっとした触り心地でしっかりしています。
なのに、690円(購入時、ヘッドのみ)と手にしやすい価格です。
短いポール(取っ手)を選んだ
無印のほうきはヘッドが取り替えが可能です。ヘッドをコロコロやフロアーモップに変更することが可能です。
元になるポールには2種類あり、伸縮できるタイプか短いタイプかで選ぶことができます。自分は軽量の短いタイプを選びました。
軽量タイプは長さが56cmと固定ですが、狭い部屋での使い勝手の良さを最優先にしました。
伸縮タイプにするか、短い軽量タイプのポールにするか、は部屋の広さや使用用途によって選ぶとよいと思います。
自分の場合は短いポールで正解でした。
ちり取りは買わなかった
ちり取りは収納場所に悩んで、絶対に邪魔になると思い、買いませんでした。
床に集めたホコリは、最後にコロコロで取り除いています。毎日掃除しているので、集まるほこりの量は少なく、コロコロでとくに困ってないです。
コロコロの手間よりも、ちり取りで回収したホコリを捨てる方が面倒に感じ、ちり取りは不要と判断しました。
ほうきで床そうじをする良さ
選んだほうきは自在ぼうきですが、学校や職場の床の掃除でしか使わないイメージがありました。
しかし、家庭のフローリングの床そうじにも向いています。
想像以上にホコリが取れる
実際にほうきで床を掃除してみたら、予想以上にしっかりとホコリを取り除いていました。
フロアーモップだと掃除し終わったあとに、床にまだ少しザラザラした感じが残ることがありましたが、ブラシの方が床の細かい溝のほこりをしっかりと取り除いてくれてるように感じます。
ほこりの取れ具合は、ほうきの形状やブラシの形などで変わってくると思うので、一概には言えないのですが、無印のほうきはいい感じでほこりを取り除いてくれます。
ほうきはホコリがあまり取れないんじゃないか?という思い込みがありましたが、床掃除はほうきの方がいいという考えに変わりつつあります。
音が静か
ほうきで掃除していると音が静かです。
もちろん理由は掃除機のようにモーター音がしないからです。
お隣さんとの壁が薄い部屋に住んでいるので、静かに掃除ができるのは重要です。
夜中でも気になったら床掃除ができます。
すぐ使える!
ホコリが気になった時に、すぐ使えるのもほうきのメリットです。
フロアーモップのようにシートの交換忘れで、すぐに使えないことがありません。
取り出した瞬間に使えるので、掃除をするハードルを下げてくれます。
お金がかからない
掃除にお金がかからないのもほうきの良さです。
掃除機のように電気代がかかりません。フロアーモップのようにシート代もかかりません。
ほうきは管理が楽な上に、経済的です。
ほうき掃除で感じたデメリット
ほうきは誰しもが使ったことはあると思いますが、部屋の床を掃除して感じたデメリットです。
フロアーモップと同様でホコリは舞いやすい
ほうきでもホコリの舞いやすさは変わらないです。
ホコリと言っても、繊維屑のような綿埃に近い物はどうしても舞ってしまいます。
掃除機でもフロアーモップでも、いずれにしてもホコリが舞ってしまうのは掃除する以上仕方のないことでもあります。
ホコリが舞うのを防ぐためには、
- そもそもとしてホコリを溜めすぎない
- ゆっくりめにゴミを掃く
くらいだと思います。
自分が選んだのは自在ぼうきで、形状が細長いのです。扇形のほうきにくらべたら掃いた時の風は発生しづらいと思います。
やはりブラシは汚れる
ブラシが汚れてくるのは仕方ないかなと思ってます。
毎回ではありませんが、ブラシについたほこりは気になったタイミングで素手で落としてます。笑
フロアーモップのシート交換ほどではないですが、定期的にほこりを取り除く必要があります。
ブラシ部分は消耗品と捉えて、傷んだら交換すればいいかなと割り切ります。
広い床だと大変
ほうきは広い床には向かないと思います。
部屋が広いとほうきでの掃除は、単純に面倒くさいからです。
狭い範囲をさっと掃除するのに、ほうきは向いてますが、床が広い場合はお掃除ロボットにお任せした方がよいと思います。
幸い狭い部屋の僕にはぴったりの掃除用品です。
ほうき選びに迷ったらとりあえず無印でOK
床掃除はフロアーモップ一択という考えでしたが、ほうきで床掃除をする方がフロアーモップよりも手間は少なく感じます。
- 静かに掃除したい(うるさくできない)
- 部屋が狭い
- まめに掃除したい
- 掃除にお金をかけたくない
- 手軽に掃除したい
という方には、ほうきでの床掃除はぴったりです。
引っ越ししたてで、掃除道具に迷っている方はほうきも選択肢にいれてみることをおすすめします。
掃除に関してはこちらにも書いてますので、よかったら読んでみてください!