
「ヤベー、やることあるのにYouTubeずっとみてた。」
「あしたのことが気になって、作業が手につかん。」
ってならないように、ぼくが最近行ってるのがマインドフルネス瞑想。
たまたま本屋で手に取った『マインドフルネスが最高の人材とチームをつくる』で知ることができました。
組織のトップ、管理職など、リーダー向けに書かれた本ですが、マインドフルネスの具体的なメソッドも書かれているので、マインドフルネスに単純に興味がある人が読んでもオッケーな内容になってます。
マインドフルネス瞑想は効果を実感しやすいので、忙しい現代人におすすめです。
- 毎日やることが多く、やることに追われている
- 気持ちの切り替えが苦手
- やることがとっ散らかって、いまに集中できてない
- 組織のなかでのリーダーシップがうまくいってない
- 組織全体の生産性をあげたいリーダー
- もしくは同僚との関係がうまくいってない
という方にお勧めできる本です。
目次
本の内容
マインドフルネスとマインドフルネス瞑想の違い
本の内容の前に、
「マインドフルネスってちょっと怪しい…?」
というのがぼくの最初の正直な印象でした。
マインドフルネスとは、
マインドフルネスとは、「今、この瞬間」に集中する心と脳の状態のこと。
『マインドフルネスが最高の人材とチームをつくる』著者 荻野淳也 P.26
つまり、目の前のことに集中できている状態のことを指していて、
マインドフルネス瞑想とは、
マインドフルネス瞑想の別名は、「アテンション(注意力)のトレーニング」。
誰もが日常的に行っている呼吸を利用して、「呼吸に注意を向ける(注意力の強化)」と「注意が逸れたことに気づく(メタ注意力の強化)」を繰り返し行います。(中略)
呼吸から注意がそれたことに気づき、再び呼吸に注意を戻す訓練を続けることで、トレーニングを行っていないときでも、注意をキープできるようになるのです。
『マインドフルネスが最高の人材とチームをつくる』著者 荻野淳也 P.156
瞑想という手法を用いて、自分を俯瞰的にみられるようにするトレーニングのことです。
たとえばYouTubeを観ちゃってる自分に客観的に気がつけるようになるので、
「いけね、今やることこれじゃなかった!」と我にかえることができます。
瞑想はマインドフルネスになるための手段のひとつ。
ぼくの最初の印象と違って、マインドフルネスってぜんぜん怪しくないですね。
この本に書かれていること
- 組織においてのマインドフルネスの必要性と導入後の変化
- 企業の導入例(たとえば有名な企業だとヤフー株式会社とか…)
- マインドフルネスの実践法
なんかについて書かれてます。
ぼくも小売店の店長経験がありますが、チームのモチベーションや士気をあげたいと悩んでるリーダーには、
- 心理的な対立のある開発と販促チームの話
- トップがマインドフルネスになることで、部下が率先して動き出した話
などのマインドフルネスを実際に導入した企業の例の話などはとても役立つと思いました。
マインドフルネス瞑想をやってみての感想
ポモドーロテクニックの合間にやったりしてる
ポモドーロテクニック(25分作業したら、5分強制的に休む)の合間にマインドフルネス瞑想をやったりしています。
ブログ書いてる合間に、1分だけとかでも瞑想で、「いまは呼吸、いまは呼吸」みたいにやると、
「メールみたい!とか、SNS気になる!」という衝動を抑えやすくなります。
フリーランスにおすすめ
在宅ワークで、個人で仕事をしているフリーランスにはとくに、マインドフルネス瞑想はおすすめです。
ぼくもそうですが、自宅ってだけで『怠け心』が出やすいので、自己管理力をあげる必要がある人にはとくによいです。
読むメリット
この「マインドフルネスが最高の人材とチームをつくる』を読んで得られるメリットは、
マインドフルネスの具体的なやり方が本を読んで分かることで、
- 注意力・集中力が高まる
- 感情のマネジメントが高まる
- 自己認識力が高まる
などの効果が期待できます。
やってみるといいですよ
マインドフルネス瞑想は、検索すればやり方についての動画などでたくさん出てきます。
簡単にできるので、まずはマインドフルネス瞑想をやっていみるのがよいです。
ただ、動画などのネットの情報は断片的でまとまっていないものが多いので、マインドフルネスの目的や効果などを総合的に理解するには本を読むのが一番です。
この『マインドフルネスが最高の人材とチームをつくる』は、マインドフルネスのことを知り個人的な人材力を高めたい人にはもちろん、
とくに、組織内におけるリーダーの悩みにフォーカスしているので、
- リーダーシップ力をあげたい
- 他者との関係性をあげたい
- 組織力を向上させたい
という悩みを持つリーダーには、脳科学の知見に基づいたマインドフルネスの手法が書かれたこの本はお勧めです。